情報を駆使する
「他を知り 己を知れば 百戦危うからず」
孫子の兵法で知られる孫武の有名な言葉です。手の事を知り尽くし、自分の事を知り尽くしていれば戦いに勝てるという意味の言葉です。
知るには、何かしらの情報が必要です。
DMをプレイするときも、この情報を駆使するか、しないかでは、まるで勝率が変わってきます。
いくつかの方法をあげてみることにします。
・相手のマナゾーン、超次元ゾーンなど公開情報からデッキタイプを判断する
例えば、相手が速攻デッキだ!とわかってプレイするのと、わからずにプレイするのとでは勝率がまるで違います。
序盤に判断できるゾーンといえば、「マナゾーン」「超次元ゾーン」ですよね。
マナゾーンと同様に、超次元ゾーンからも情報を得られますが、超次元を基本的に使わないデッキにおいて、
デッキ内容と全く関係の無いカードを投入するといったフェイクがみられることもあります。
・ピーピングハンデスから情報を得る。
〈解体人形ジェニー〉が一般的に強いとされる所以は、ピーピングハンデス(※1)というところにあります。
ピーピングハンデスは、盤面において強いカードを抜き取るだけでなく、
他の手札のカードを把握するということができてしまいます。
・サーチ系カードからシールドを盗み見る
デュエルマスターズでカードが存在しえる領域は以下の7つです。
(手札、マナゾーン、シールドゾーン、墓地、バトルゾーン、デッキ、超次元ゾーン)
これを見てみると、自分のカードの中で公開されていないのはデッキとシールドのみです。
もともとデッキには40枚の自分の入れた決まったカードしか入っていないのですから、
デッキを見ることができれば、シールドの内容は、丸わかりです。
・相手のシールドを考える
上記の事項を駆使すれば、相手のシールドにどのようなシールドトリガーがどのくらいあるか?ということも凡そわかります。
これはアタックの順番を決める際の、参考にもなりますよね。
(ただし、デッキ判断などのカード知識が必要となります。)
カード知識の無い人でも、2番目と3番目を頭の隅に留めておくと、役に立つかも知れません。
(※1)ピーピングハンデス:【カードの能力などで本来公開情報ではない領域を覗き(ピーピング)、手札破壊(ハンデス)をすること】
〈解体人形ジェニー〉や擬似能力をもつ〈パクリオ〉などがあげられる。
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